休日・夜間・緊急時に診療してほしいとき~『往診』という選択~
コロナ禍でたまには仕事のことを書きます
2020年ゴールデンウィークも最終日ですね。
当院では、連休中、『外来診療』は予約の方のみ対応させて頂き、『訪問診療(計画的に患者宅に伺う)』は、平日同様に行わせて頂きました。

それに加え、今回のゴールデンウィークでは、これまでかかりつけではなかった患者さんやその家族からの、急な体調の変化の相談や、往診の依頼に、多く対応させて頂きました。
『往診』というと、ちょっと敷居が高いと感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、病院が開いていない時間に、少しでも早く診療をご希望の場合に多くの方にご利用頂いております。
長いお休み中に
・急な体調悪化
・原因が分からない症状や痛みへの不安
・救急車を呼ぶべきか分からないとき
そして何より今は、、、
コロナ禍で待ち時間の長い病院に行くことを控えたいとき
医師とスタッフが、ご依頼のあった患者様のご自宅に伺い、自宅の落ち着いた環境で診療を受けることができ、必要であれば処置やお薬の処方を行います。
実は、訪問診療でできる事は結構あるんです。
処方、注射、点滴はもちろんのこと、簡単な怪我の処置、導尿、摘便、浣腸、胃管挿入、採血、検査、在宅酸素、呼吸器管理、人工肛門管理…救急搬送の判断や紹介も行います。
往診は、普段はかかりつけにして下さっている患者さんのみ対応して参りましたが、現在のコロナ禍で可能な限りお受けしております。
※容態や時間帯、距離によりお受けできない場合もございます。
心配な費用も、1割負担の高齢者で2000〜3000円程度です(処方、処置、検査により異なります)。お困りの方は、まずはご相談下さい。
「お休み中なのに、先生に来てもらってよかった~!!!!」というお言葉。
今回のゴールデンウィークは、積極的な往診対応で本人はもちろん家族の不安や負担が軽減されるお手伝いができていると、改めて実感したもとのなりました。